ついにワンピースも80巻です。そして新章「ゾウ」編がスタートです。でも、新章スタートよりも今回一番の見所は、やっぱり藤虎のルフィへの感謝と子分盃ですかね。前巻で藤虎の男気に感動させてもらいましたが、今回もやっぱり藤虎の心根にジンと来ました。あんたやっぱいい人だ!藤虎の目は、見たくないものを見ないために自分で閉じてしまったようですが、その藤虎がルフィの顔は見たかったと目を閉じたことを後悔するくだりが良かったです。あと、子分盃は、ルフィが盃を断る理由がいいですよね。別に偉くなりたいわけじゃないんだよね、ルフィが海賊王を目指している理由は。バルトロメオが言うとおり、何もかもから自由であるためなんでしょうかね。でも本物の「自由」って、本当に得がたいものです。そこには<意志>と<信念>が必要でしょうし、<責任>も背負うでしょうからね。もちろんルフィはそんなの百も承知というか、当たり前すぎて気にしていないのかもしれないけど。そしてそこに<博愛>があれば、言うことなしです。ちなみに「ゾウ」編、それでゾウなのって、尾田先生の発想にはいつも驚かされます。ユニークだなあ。まあ、キャラ作りが既にユニークだから、当然ちゃ当然だけども。私は、けっこう、ロビンの「かわいい」が好きです。前にもこんなことありましたげと、ロビンってブサカワが好きなんですね。旅のはじまりは相変わらず笑い所満載で、これからどんなことが待ち受けているのかワクワクさせてくれます。しかし、巻の途中でも布石がありましたが、サンジがいったいどうなってしまったのかが心配でなりません。手配書には生きたまま捕まえないと賞金は支払わないとなっていたのに、ミンク族が言うことには死体があると。いったいこれはどういうこと?いつもながら、引っ張るね～って、今後の展開に目が離せません。

面白い

第796話「兵隊さんの決意」戦いが終わったルフィ達はキュロスの家で休ませてもらっていた。そしてキュロスはある決意をする。 第797話「レベッカ」ルフィ達を逃がすために仲間たちが協力して海岸までルフィ達を送り出そうとする。しかしルフィはキュロスとレベッカの事が気になり別行動をとる。一方ルフィ達を追いかけて大将藤虎が現れる。 第798話「ハート」コラソンの事が気になりセンゴクに会いにいくローは、そこでコラソンの思いを知る。一方無事にキュロスとレベッカの用事を済ませたルフィは藤虎に真正面から立ち向かう。 第799話「親と子」藤虎がいいやつだと知りワザと手のうちを見せるルフィに思わず笑いが止まらない藤虎。そして町のみんながルフィを逃がすためにワザと藤虎の攻撃に領域に入り込み攻撃をできないようにする。無事に船についたルフィの前にバルトロメオを始め5600名を率いた7名の海賊が傘下に名乗り出る。 第800話「子分盃」 ルフィは傘下を拒み仲間として受け入れる。そしてルフィの懸賞金は一気に5億まであがる。第801話「開幕宣言」ついに目指すはゾウ！出発をするルフィ達の前にそれぞれの懸賞金が大きく上がった事が判明する！なんとウソップは2億ベリーにもなっている。第802話「ゾウ」ついに到着したゾウ！そこは1000年も生きるゾウの上にあるミンク族がいる土地だった。そして七武海最後の一人自称白ひげの息子エドワード・ウィーブルが現れる。第803話「登象」 第804話「ゾウの背の国の冒険」第805話「ミンク族」 第806話「右腹の砦にて」久々にナミ、チョッパーが登場！！と内容が収録されています。見所はやはりこれから突入していくゾウでしょうね！そして麦わら一味にあらたに加わる傘下達、ついに現れた王下七武海最後の一人自称白ひげの息子エドワード・ウィーブル！まさに見所満載です。

毎巻毎巻新たなライバルとの壮絶な死闘と泣ける話と、と繰り返し展開しながらワンピース（ひとつなぎの大秘宝）を目指していくのですが、単行本派の自分は段々と増えすぎた登場人物の設定が１巻読んでまた数ヶ月で次の巻読んで、の間に分からなくなってきてしまいました。多分２０巻頃ぐらいまでかな、１つ１つの物語とその登場人物達の良い／悪い魅力に惹かれて、「忘れる」なんてなかったのは。。。つまり「マンネリ化」しすぎ

【「兵隊さん」の男気】　前巻まで、計画段階から市民の防衛までドフラミンゴ妥当を完遂した　兵隊さんことキュロス。しかし、回想編の頃から　「自分なんかが高貴な人間と一緒にいて良い訳が無い」という感情を　持ち続けていました。本人としては、最後までそれを貫くつもりでした。　これは大恩あるリク王に対して、その王家を汚すまいと言う心でしょう。　【レベッカの絆】　上記のように親子関係を拒んだキュロスですが、　娘のレベッカ（とルフィ）は納得していませんでした。　ただ、レベッカ自身もうどうしようもないと諦めていました。　そこに現れたのが良い意味でお節介焼きなルフィ。　海賊らしく王女を誘拐し、レベッカに本心を語るチャンスを与えます。　あくまでチャンスを与えただけというのもルフィらしいですが。　そしてベタと言えばそうですが、親子の絆を取り戻してハッピーエンドです。【藤虎VSルフィ】　男としてはルフィを認め、逃がしたいと思う藤虎。　ただ、海兵としては海賊を見逃すことはできません。　そんな中でも瓦礫撤去に協力する辺りは凄いんですけど。　また、色々な意味でガチにぶつかって来るルフィに思わず噴出す等、　ちょっと面白い一面も見る事が出来ました。　ルフィ(及びその一味)と藤虎に関しては、今後にお預けと言う感じでしたが、　赤犬とは別の意味で決着が楽しみです。【ゾウでの冒険】　シロップ村のように他の名詞から地名を付けたのかと思ってましたが、　まさか本当に動物の象とはw　ただ、楽しそうな雰囲気も無く、いきなり国が滅ぼされた状況からのスタート。　（ミンク(獣人)は見ていて楽しい連中ですが）　　ルフィが突っ走って住民の状況を見せ、　ゾロ達が廃墟を探索しながら国の状況を見せるという流れです。【動き出す世界】　前のレビューでも、最終決戦に向けた戦力が整いつつあると書きましたが、　今回も役者がそろっていきます。　大方の予想通りでしょうが、コロシアムで知り合った愉快な仲間たちは、　盃を交わすことで正式に仲間入り。　七武海は、最後の一人「エドワード・ウィーブル」が登場。　ただ、コイツは誰の側に付くのか、あるいは単独かは見当がつきません。　また、革命軍側や黒ひげ側、そしてエニエスロビーで戦った男等、　各方面で動いていく感じがします。【小ネタ】　・ドンキホーテファミリー随一の"漢"セニョール・ピンクの子供時代が　　掲載されています。意外と美少年で、ちょっと笑えましたw　・カン十郎が書いた龍は、ロビンのモノローグどおり可愛かったです。　　絵に戻ってからもちゃんと花を手向けるあたりもロビンのキャラが出ているかと。　・バギー一味のモージとリッチーは太っていましたが、Mr.3はそのまま。　　Mr.3が太れば、中の人に似そうに思ってましたが。

VSドフラミンゴ軍後のドレスローザと新天地ゾウでの序章を描いた最新巻。多くのキャラがそれぞれの場所でそれぞれの話を進めているため、時系列やら何やらも含めきちっと頭を整理して読まないといけないのは最近の傾向ではあるが（あの場面の続きはどうなったの？とかはもうね、たくさんあるから/笑）尾田先生はその辺を（最終的には）きちっと描いてくれている作者だと思ってます。あれはなかったことに（忘れてる）というのが少ない作者だと思うんですよね。あとはそれを初期の頃とは言わないまでも、もう少しテンポ良く（せめてアラバスタ編くらいに）進めてくれればいいなぁと。

すごい、全てフルカラー状態にはびっくりです。原作者の画風を崩さずペイントしているってのは驚愕です。こんなにすごいペイント作業をコミックスレベルでできる作品に呆れます。漫画でアニメチックですね。アニメの配色もここで決まっているんですかねぇ。

とても面白かったです！ありがとうございました！続きも読みたいと思います(^^)

ワンピースは面白い時間を忘れてみてしまいました！