20周年。原点回帰でもあり新たな挑戦も忘れない。こちらに異世界転移してきたという設定も今風。周年作とのことで娘の幼稚園以降久々の視聴。10話「ヒーローの出番です！」と恥ずかし気もなく言い切る王道ストレートなヒロイックファンタジー。さまざまな現代的なモチーフを取り込みながらも説教臭くない味付け。ニチアサとして教育番組の責務を全うしながらも胡座をかく事無く正々堂々、普遍的な道徳観念で正面からブン殴ってくる現代の寓話。プリキュア(笑)って人はOPEDだけでも見て欲しい。長期に渡って脈々と受け継がれ洗練されてきた圧倒的な作画パワーを感じるはず。「正義の反対はまた別の正義キリッ」みたいなのを間に受けてる人は一度真面目に向き合って見て欲しい。そんなものはない。お互いの都合があるだけです。ヒトとして普遍的で絶対的な何か。ジャスティスとはそういうものであり、それが映し出される物語がここにあります。性癖ポルノに侵食された深夜アニメばかり見ていた自分が忘れかけていた何か。ポリコレや多様性などと便利なワードに踊らされてわけわかんなくなるくらなら、キッズアニメを見た方が何倍も得るものがあると本気で思える作品です。「優しいってのは褒めるところのないヤツにいう言葉」ってなクソみたいな言説に堂々と正面からNOを突きつける10話の痛快さにニチアサっていいなって思わせてくれる。集中力が未発達で飽きやすいキッズ向けのニチアサなので一定の刺激は必要、ゆえにバトルノルマは必然のフォーマット。各人個々のバックグラウンドにより能力の差異が大きく、ヘタなバトルアニメよりチームプレイしてます。スカイ　・格闘系DPSアタッカー。近距離〜中距離のミドルレンジパワーファイタープリズム・中距離牽制、足場生成やチャージアタックまで可能なオールレンジサポーターウイング・飛翔能力による対空牽制、遠距離からのロングレンジアタック敵キャラはそのへんにあったモノに魔力？を付与してモンスター化するやつで元に戻の姿に戻すことで勝利判定。破壊せずにトラクタービームで浄化するところは暴力的描写を減らす配慮かな。家庭と学校や近所の変なおじさん、ネットコミュニティやそれ以外のサードプレイスなどで心理的安全性の確保された場所で健全もしくは反面教師的なメンターから学べる場があれば教育ってのは事足りる。それらが確保できない場合が多いのが現代の病。そんな人が独学できる場としてのエンターテイメント。優しさとは？強さとは？毒親に苦しんだ。いじめで学校が苦痛だった。健全で優良な環境であれば得られていたはずの子供の頃に取りこぼしていた何か。もしそれを自覚できているのであれば、この物語は昔聞きたかった言葉を優しく寄り添って語りかけてくれるものと思います。不幸で可哀想な幼女が泣きじゃくる姿を見せて脊髄反射の生体反応で泣かせるようなストレス解消用感動ポルノではなく、人の優しさや温かさに触れることで自然と涙する。ニチアサがずっとニチアサでいてくれることに感謝の念が絶えません。

近作は新鮮味にｲﾏｲﾁな所がり、娘も成長した事もありﾌﾟﾘｷｭｱ離れしていたが、「今回は面白いから一緒に見よう」と娘に誘われ見てみた。最初にﾘｰﾀﾞｰがﾋﾟﾝｸで無いのに驚いた。しかし、ｷｭｱ・ｽｶｲの戦闘は格闘中心で何だか初代のｷｭｱ・ﾌﾞﾗｯｸを彷彿させる。また、ｷｭｱ・ﾌﾟﾘｽﾞﾑは同様にｷｭｱ・ﾎﾜｲﾄをもっとユルフワ系にした感じでｷｬﾗ設定が原点回帰した感じがある。新機軸の中にもそういった要素があるのはかえって斬新で製作者側の努力が感じられた

ソラ・ハレワタール、俺と結婚してくれ。

プリキュアは数年前から観るようになり一話と最終話は見るようにしています☺初回の一話は物語の導入でありこの出来が作品の成否を決定づける部分になります。プリキュアはこの部分を外さない印象があり引き込む魅力があると思っています。本作も期待を裏切らず登場人物の印象づけ、世界観の紹介や味方、敵キャラの登場がいい塩梅に描かれています。敵役が根っからの悪ではなくどことなくコメディタッチのキャラ付けであり、敵のモンスターがやられたり街が破壊されても元に戻るなど安心して見ることができる世界観になっています。敵がいることで正義も引き立つわけで、この関係性の中に教育的で道徳的な価値観が織り込まれているという一種の教育（知育？）的な作品にもなっています。【概要（ウィキペディア）】本作品でシリーズ20作目を迎え、公式的にも20周年記念作品としての位置づけがなされている。本作品はモチーフを「空」、テーマを「ヒーロー」、キーワードを「知ることで広がる世界」としている。「空」について鷲尾は「果てしなく広がる「空」、どこまでも青く澄み渡り、透明感あふれる壮大な世界。皆さんがイメージする「空」を体現するキャラクターが今作の主人公」と説明、「ヒーロー」については、ABCアニメーションプロデューサーの田中昂は「プリキュアシリーズは「変身ヒロイン」という言葉で表現されることもありますが、今回、私たちはあえて「ヒーロー」をテーマに選びました。多様に進化しながら、ひろがっていくプリキュアの歴史の中で変わらずに描き続けてきたこと、それは困難な道を自らの手で切り開き、先頭に立ってみんなを勇気づけてきた彼女たちの姿です。その姿を「ヒロイン」から「ヒーロー」として改めて捉え直したい、そういう思いでこのテーマを選びました」と説明した上で、「プリキュアシリーズが紡いできたヒーローとしての姿を、節目の年の集大成としてお届けいたします」と意気込みを語っている。こうしたコンセプトもあり、本作品の主人公であるソラ・ハレワタール（キュアスカイ）は、主人公としてはシリーズで初めて、これまで多く用いられてきたピンクではなく青をイメージカラーとして採用、さらに現実世界における日本の少女ではなく、異世界出身の少女が主人公になるという設定が用いられている。この他にキュアウィングは12歳の少年というレギュラーキャラとしては初めての男子プリキュア、キュアバタフライは18歳の成人女性のプリキュアといった試みも行われる。出演声優のうち、虹ヶ丘ましろ（キュアプリズム）役の加隈亜衣は2020年放送の『ヒーリングっど♥プリキュア』でヒーリングアニマルのラビリン役を演じており、本作品ではプリキュア役としてレギュラー再起用となった。加隈は「プリキュアに関わっていた全ての時間や経験が自分の宝物になった」と前回の経験を踏まえた上で、「そんなプリキュアにまた1年間参加できるなんて……。しかも今度はプリキュアとして……。え？？　夢？？？　と何度もなってしまいますね」と喜びのコメントを発している。これまでのシリーズ作品と同様、本作品でも文字多重放送やデータ放送を実施している。データ放送ではサイコロを振って止まったマスの歴代全作品のプリキュアをアルバムに集めていくすごろくゲーム「サイコロふって！プリキュアコレクション♡」が遊べる。一方、前2作で実施された一部コンテンツは本作品では行われていない。【あらすじ（ウィキペディア）】天空に浮かぶ世界「スカイランド」。その日は王国の幼いプリンセスエルの誕生日であったが、エルはアンダーグ帝国の怪物・カバトンによって隙を突かれ、連れ去られてしまう。ヒーローを志す勇敢な少女・ソラ・ハレワタールはエルを救うべくワープ空間へ入り、いつしか全く別の世界「ソラシド市」にたどり着く。文化や風習が異なる全く別の世界に来たことに戸惑うソラだったが、この時出会ったソラシド市の少女、虹ヶ丘ましろの家にエルとともに居候しながらプリキュアとしてエルを守りスカイランドに帰すため、戦うことになる。今回は異世界と現実世界？を行きつ戻りつする展開になっているようです。観て楽しい作品ですから興味がある人にはお勧めします。

キャラデザがかわいい。今までのより少し大人（オタク）受けに寄せてきてるのかな？こういうので青が主人公なのもめずらしい。変身シーンじっくりみちゃうくらい可愛いです！！！！！

視覚障害者にとって、彼女はビジョンです。お腹がすいた人にとって、彼女はシェフです。のどが渇いた人にとって、彼女は水です。ソラが考えるなら、私は同意します。ソラがしゃべったら、聞いてる。ソラに100万人のファンがいるとしたら、私もその1人です。ソラに10人のファンがいるとしたら、私もその1人です。ソラのファンが1人だけだとしたら、それは私です。ソラにファンがいなくなったら、私は存在しません。全世界がソラに反対するなら、私は全世界に反対します。ソラを最後の一息まで愛します。

これはあれですね。尊い。思わず語彙が消滅するレベルです。友達以外の呼び名を言い合うシーンなんかは、尊さのバーゲンセールですね。極めつけは最後の手帳に記された名言。始祖にして最強タッグのタイトルを持ってくるのは最早反則ですわ…

青キュアが主人公はすごい挑戦！EDで、今までのプリキュアのロゴ(?)があるの好き。20作品目だからこそのプリキュアだから今後が楽しみ！

人間味ある家族愛。